2012/05/26

こんちぇると - 個人的記録 -: Dueというアプリは日々のやるべきことに対する取り組み方を変えるかもしれない、という話。

こんちぇると - 個人的記録 -: Dueというアプリは日々のやるべきことに対する取り組み方を変えるかもしれない、という話。: ここ3ヶ月ほど、「Due」というiPhoneアプリを毎日使っている。 毎日といっても、1日1回ではなく、毎日少なくとも6〜7回は起動している。 「Due」は一言でいえば、リマインダーアプリ。 アプリを起動して、リマインドしたいタスクを記入し、リマインドしてほしい日時を...

Dueというアプリは日々のやるべきことに対する取り組み方を変えるかもしれない、という話。

ここ3ヶ月ほど、「Due」というiPhoneアプリを毎日使っている。 毎日といっても、1日1回ではなく、毎日少なくとも6〜7回は起動している。
「Due」は一言でいえば、リマインダーアプリ。 アプリを起動して、リマインドしたいタスクを記入し、リマインドしてほしい日時を記入する。あとは、その時間になればDueが、自分は何をするべきか教えてくれる。画面はこんな感じ。

リマインドの内容は単発でも定期的なものでもOK。定期タスクの場合は、毎日・毎週・毎月など色々なタイプの設定が可能。いや、当たり前ですよねー、リマインダーアプリだもの。

あと、リマインドの延長も設定可能。元々は9時にやろうと思っていたことを遅らせたい場合に、リマインドの時間を10分・1時間・1日単位で延長できる。あとは、スヌーズ設定ももちろんOK。

他にはないのかって?はい、基本機能はそれだけのアプリです。しかも450円。正直これだけの機能でリマインドだけかよ。いやホントはじめは騙された。。。と思ったんだけど、最近は僕の生活にとって、無くてはならないものになってきている。というか、Dueのおかげで生産性は間違いなく上がったと僕は思っている。

延長させたいタスクは、時刻を再設定してしまうとたぶん二度とやらない。

さっきも書いた通り、Dueでのリマインドの時刻を延長したいときは、10分・1時間・1日単位での延長しかできないようになっている。 一応できないことはないけれど、編集ボタンを押して、そうするとタスクの文言から再設定を求められるので、時刻だけ変えたいときはとにかく面倒くさい。つまり、タスクを延長するときは、今から見て何十分後、何時間後、あるいは何日後という単位で遅らせるUI設計。

これは使うまでは「なんて面倒くさいんだ」と思っていた。しかし、ここで面倒くさいと思う人はおそらく時刻を再設定することによってタスクの延長をする人で、その人が遅らせたタスクを確実に遂行できるかどうかは、そもそも彼が常日頃から自己管理をできているかどうかによっているのではないかと最近は思うようになった。

僕みたいな自己管理のできない人間は、タスクの時刻を再設定したら、もう2度とそのタスクをやらない。あるいは再設定した時刻になったら、もう一度再設定してごまかし、この時間のムダでしかない繰り返しを続けた後に、いつの間にかタスクを消化したことにしてしまうのだと思う。

正直、タスクのリマインド時刻を変更したいときって、結局「いま別のことで手が離せないからもう少しあとでやる」くらいの動機でしかない。じゃあそこは大体、20分後にリマインドとかでよかったりする。あるいは、例えば「手が離せないから」の代わりに「なんかやる気出ないから」とかでもいいと思う。それでもやらなきゃいけないということはわかっているので、30分後とかに遅らせる。

放っておく、ということもできない。スヌーズで1分刻みでずっと鳴り続けるから。そのタスクが終わるまで、Dueはずっとユーザーを追っかけ続ける。

習慣にはなっていないけれど、一旦とりかかるとすでに流れを理解している、普段頭のなかに留めておかなくてもよいことをひたすらDueに覚えさせる

全ての種類のタスクについて、こなすのにDueが有効かどうかは分からないけど、僕は少なくとも、例えば日常的にこなしているタスクをDueに登録すると、全体としてみたときの生産性は格段に上昇すると考えている。

例えば、月に一度誰かにお金を振込むとか。

平日の朝は家を出る前にタンブラーにコーヒーを入れていくとか。

1ヶ月くらい先のある日に服屋のセールがあるとか。


もちろんスケジュール帳にメモするなり、頭の片隅に置いておくなり、色々やり方はあるけど、そろそろこの時期だからお金振り込まないといけないなーということを頭に覚えておくだけで脳の一部をそれに使っているわけで。スケジュール帳も、予定を書くこと自体はDueにメモるのと同等だけど、後日手帳をみて思い出さないといけない。手帳は自分から読まなければなにも教えてくれない。

結局、それって結構もったいない。他のもっと頭を使うタスクに注力できるかもしれない。やり方はわかっているし、些細すぎて書くまでもないような内容。でも、それを敢えて書きだす。何だかんだで、時刻がきても初めはあと10分後!と遅らせたり、めんどくさいから1日後、となるかもしれない。でもやらないと終わらないので結局やる。たぶん、その結果得るものは「習慣」だと思う。


日常の中に、どんどん習慣をつくる。習慣化して、それでも残ったやるべきことは実は本当に時間をかけないといけないこと。

Due、すごいアプリです。まだまだ使いこなせていないんだろうなあ。


最後に。なんでこんな記事を書こうと思ったかというと、最近DueのMacAppが出たからですwめちゃくちゃテンション上がって、速攻買ったw Mac版DueとiPhone版Dueをどう使い分けるか。そして、その上でプロジェクト系のタスクをどう管理しこなしていくか。こっちに関しては最近Omni ForcusというMacAppを使いはじめたので、Dueとの使い分けというのもしっかり理解して使っていきたい。


なんか真面目な話になったw以上。



※参考

iPhone版Due:http://itunes.apple.com/jp/app/due-rimainda-taima-aramu/id390017969?mt=8

Mac版Due:http://itunes.apple.com/jp/app/due/id524373870?mt=12

Mac版OmniForcus:http://itunes.apple.com/jp/app/omnifocus/id402835630?mt=12

2012/05/12

まず作ってみる。そこがスタート。

今日、RucKyGamesさんの本を立ち読みした。



数字的なことは殆ど書いてなくて、企画や開発のフローも殆ど書いてなかった。ていうか、すげー適当なことしか書いてなかったw
でも、すごく心に刺さった言葉があった。それは「自分が遊んでみたいと思い付いたらとにかく作ってみる。どんなにつまらないと思えるものでも誰かしらの心に刺さる。そこがスタート。」というもの。

3年でiPhoneだけで100個近いゲームを出してるRucKyGamesさん。え、それ面白いの?的なよく分からんゲームも出してるけど、このペースはすごい。ここまでやってしまうと、クソゲーも名作も全部ひっくるめてRucKyさんで、もはや何をやってもRuckyGamesというブランドを高めてしまう。またRucKyさんがなんか出したwダウンロードしよ!となる。

僕はRucKyさんの「エスカレベーター」というゲームが1番好きで、そして僕はゲームを作るとき、「エスカレベーター」を常に目標にしている。
http://itunes.apple.com/jp/app/esukarebeta/id458167962?mt=8

「エスカレベーター」は、エスカレーターとエレベーターのイラストや文字を見分けて正しい方をひたすら選ぶゲーム。言ってしまえばしょうもないのだけれど、そもそも企画の段階で題材選びがうますぎるし、ゲームのUIやデザインは一流。

まだ、絶対にかなわない。僕には作れない。
僕はまずここを目指そうと思う。企画も、コーディングも、デザインも、全部僕一人であのレベルで作れるようになろう。

今まで僕は企画をやっていたつもりでいた。
コーディングができる人がいて、デザインができる人が近くにいて、だから僕は企画をやって、彼らが自分たちの専門分野に専念するために、残されたものを担おうと思っていた。

それはそれである意味正しいポジショニングなのかもしれないけれど、最近思うのは、あの頃、結局僕は彼らの邪魔をしていただけなんじゃないか、ということ。

何もできないやつがコード打てやら絵を描けやらうるさく喚いてるだけ。

それじゃ、ダメだ。
コードも少しは書けて、デザインも少しはできる。そのうえで、企画はそれらよりもできる。
幸運にも身近にコードが書ける人がいて、デザインができる人がいて、お互いが一緒にやる意味ややりがいがあるなら、そのときには一緒にやればいい。

ディレクターとして意味のある存在になること。
僕がいるから作れたというものを作るためにディレクターとしての僕が存在すること。

うん、がんばろう。最高に楽しみながら。


それにしてもRucKyさんの新作「ぐんまのやぼう」やばいなー。まじハマるw